AI面接ツール4社を比較|SHaiN・VARIETAS・PeopleX・タレスカの違い・選び方【2026年版】

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更新日:2026年8月22日|執筆:キャリアデータ総研 編集部

※本記事は、各サービスの公式サイト・公式発表および公開調査をもとに、キャリアデータ総研編集部が独自に整理したものです。料金・機能・導入条件は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • AI面接とWeb面接・面接評価AIの違い
  • SHaiN・VARIETAS・PeopleX・タレスカの特徴
  • AI面接ツールを比較するときに見るべきポイント
  • AIが候補者の何を評価しているのか
  • AIによる評価結果を採用判断でどう扱うか
  • 候補者体験を含めて導入前に確認したいこと

AIが候補者と対話し、質問や深掘り、評価まで行う「AI面接」の導入が広がっています。

一方で、AI面接サービスは、単に「AIが面接官になる」という点だけでは比較できません。

候補者への質問をどのように設計するのか。回答に応じてどこまで深掘りするのか。自社の採用要件をどこまで反映できるのか。AIは候補者の何を見て評価し、その評価理由を人がどこまで確認できるのか。

同じAI面接でも、その設計には違いがあります。

本記事では、国内で提供されている対話型AI面接サービスの中から、設計や特徴の異なる以下の4サービスを比較します。

  • SHaiN
  • VARIETAS「AI面接官」
  • PeopleX AI面接
  • タレスカAI面接

単純な機能数や導入社数で順位を付けるのではなく、**「AIに面接の何を任せるのか」「何をもとに評価するのか」**という観点から違いを整理します。


  1. この記事の結論|AI面接は「評価の仕組み」まで比較する
  2. AI面接とは
    1. Web面接は「人と人の面接」をオンライン化する
    2. AI面接はAI自身が候補者と対話する
    3. 「面接評価AI」は別の意味で使われることもある
  3. AI面接ツールを比較するときに見るべき6つのポイント
    1. 1. AIが面接のどこまでを担うか
    2. 2. 質問と深掘りをどう設計するか
    3. 3. 自社の採用基準をどこまで反映できるか
    4. 4. AIは何をもとに評価するか
    5. 5. 評価理由を人が確認できるか
    6. 6. 候補者にどのような体験を提供するか
  4. AI面接ツール4社を比較
  5. SHaiN|独自の評価AIと長期の運用実績
    1. SHaiNを比較するときのポイント
  6. VARIETAS「AI面接官」|ESと対話をつなぎ、人材要件に沿って評価
    1. 公平性・ガバナンスに関する情報開示も多い
    2. VARIETASを比較するときのポイント
  7. PeopleX AI面接|対話から評価・次の選考まで幅広く支援
    1. 音声・テキスト・動画を評価に利用
    2. PeopleX AI面接を比較するときのポイント
  8. タレスカAI面接|面接形式と評価設計の自由度が特徴
    1. サントリーの事例に見る「AIと人の役割分担」
    2. タレスカAI面接を比較するときのポイント
  9. AI面接4社の違いは「AIが何を評価するか」に表れる
  10. AI面接では候補者体験も比較から外せない
  11. 自社に合うAI面接ツールをどう選ぶか
    1. 長期の運用実績や料金の分かりやすさを確認したい
    2. ESだけでは分からない候補者情報を初期選考で増やしたい
    3. AI面接の前後を含めて選考を仕組み化したい
    4. 自社独自の面接をAIで設計したい
  12. AI面接導入前に確認したい6つのこと
    1. 1. 自社の採用基準を先に整理する
    2. 2. 候補者として実際に受検する
    3. 3. 実際の評価レポートを見る
    4. 4. AI評価と人の評価を比較する
    5. 5. AIと人の役割を決める
    6. 6. 個人情報・評価データの扱いを確認する
  13. よくある質問
    1. AI面接とWeb面接は同じですか?
    2. AI面接と面接評価AIは同じですか?
    3. AI面接ツールでおすすめなのはどれですか?
    4. AI面接だけで合否を決めてもよいですか?
    5. AI面接は新卒採用だけで利用するものですか?
  14. まとめ|AI面接は「何をAIに任せるか」から比較する
  15. 関連記事
  16. 参考・公式情報
    1. SHaiN
    2. VARIETAS
    3. PeopleX
    4. タレスカ
    5. 調査

この記事の結論|AI面接は「評価の仕組み」まで比較する

4サービスには、それぞれ異なる特徴があります。

サービス公開情報から見える主な特徴比較するときに注目したい点
SHaiN2017年から提供。独自の評価AIと長期の運用実績評価の仕組み、説明可能性、料金の透明性
VARIETAS AI面接官ESをもとに候補者ごとに対話し、企業ごとの評価ロジックに接続人材要件との接続、多面的評価、ガバナンス
PeopleX AI面接質問・深掘りから評価、申し送りまで機能範囲が広い非言語情報を含む評価、候補者体験、選考後の活用
タレスカAI面接構造化面接だけでなくケース面接・ロールプレイにも対応面接設計の自由度、評価根拠、導入時のチューニング

重要なのは、「どのAI面接が最も高機能か」を決めることではありません。

自社が面接で何を確認したいのか。そのうち何をAIに任せるのか。AIが出した評価を人がどのように確認するのか。

この順番で比較することが重要です。


AI面接とは

AI面接とは、AIが候補者との面接に入り、質問、回答に応じた深掘り、面接内容の整理や評価などを行う仕組みです。

従来のWeb面接とは役割が異なります。

Web面接は「人と人の面接」をオンライン化する

Web面接やオンライン面接は、基本的には候補者と人の面接官がオンラインで面接する仕組みです。

ZoomやTeamsなどを利用し、対面で行っていた面接をオンライン化します。

AI面接はAI自身が候補者と対話する

対話型AI面接では、人の面接官に代わってAIが候補者に質問し、回答内容に応じて追加質問や深掘りを行います。

面接終了後に、文字起こし、要約、評価レポートなどを生成するサービスもあります。

「面接評価AI」は別の意味で使われることもある

「AI面接」「面接AI」「面接評価AI」という言葉は、必ずしも同じ意味で使われているわけではありません。

人が候補者と面接し、その内容をAIが文字起こし・要約・分析するサービスもあります。

大きく整理すると、

  • Web面接:人と人の面接をオンライン化する
  • 対話型AI面接:AI自身が候補者と面接する
  • 面接分析・評価支援AI:人が行った面接をAIが記録・分析・評価支援する

という違いがあります。

本記事では、このうち**AI自身が候補者と対話する「対話型AI面接」**を中心に比較します。

採用選考全体でAIをどう利用するかについては、AI選考とは?書類選考・適性検査・面接での活用と設計ポイントで整理しています。


AI面接ツールを比較するときに見るべき6つのポイント

AI面接サービスは、機能一覧だけを見ても違いが分かりにくい場合があります。

比較するときは、少なくとも以下の6点を確認したいところです。

1. AIが面接のどこまでを担うか

質問だけをAIが行うのか。

回答の深掘り、評価、レポート作成、次回面接への申し送りまで行うのか。

AIに任せられる範囲はサービスによって異なります。

2. 質問と深掘りをどう設計するか

決められた質問を順番に聞くだけなのか、候補者の回答を踏まえて追加質問するのか。

ESや求人票、自社の採用要件を質問設計に反映できるかも確認したいポイントです。

3. 自社の採用基準をどこまで反映できるか

AI面接を選考手法として使う場合、一般的なコンピテンシーだけではなく、自社が採用で確認したい能力や行動特性を評価できるかが重要です。

そもそも自社の採用要件が曖昧な場合は、ツールを選ぶ前に整理しておく必要があります。

採用要件の考え方については、採用要件のつくり方|期待役割・成果場面から経験・スキル・行動特性を構造化する方法で詳しく解説しています。

4. AIは何をもとに評価するか

候補者が話した内容を中心に評価するのか。

声の特徴や話し方、表情、身振りなどの非言語情報まで利用するのか。

「AI面接」という名称が同じでも、評価に使うデータは同じとは限りません。

5. 評価理由を人が確認できるか

AIが「80点」「A評価」と出すだけでは、採用担当者が判断材料として利用しにくい場合があります。

回答内容、録画、文字起こし、評価理由などに戻り、なぜその評価になったのかを確認できるかも重要です。

6. 候補者にどのような体験を提供するか

AI面接は企業側の効率化だけで考えるべきものではありません。

会話が自然か、途中で戸惑わないか、受検しやすいか、企業から必要な説明があるか。

候補者体験まで含めて比較する必要があります。


AI面接ツール4社を比較

比較項目SHaiNVARIETAS AI面接官PeopleX AI面接タレスカAI面接
質問・深掘り独自の面接手法に基づく対話+独自質問ES・回答を踏まえて質問を展開リアルタイム深掘り+150種の質問+独自質問回答に応じて深掘り・切り返し
自社基準への適応評価カスタマイズ、独自質問企業ごとの評価ロジックに対応質問・評価項目・重み付けを設定採用要件・求める人物像から面接を設計
主な評価の特徴独自評価AI。テキスト・音声を分析ESと対話をつないだ多面的評価音声・テキスト・動画から多角的に分析採用要件に沿ったスコアと評価理由
評価根拠の確認面接内容・評価レポート等評価レポート等録画・全文文字起こし・評価レポート評価コメント・動画・発話・分析データ
特徴的な面接新卒・中途・昇格等ケース面接などにも展開新卒・中途・アルバイト等に幅広く対応構造化面接・ケース面接・ロールプレイ
料金の公開あり具体額は要確認具体額は要確認具体額は要確認

※公開情報で確認できた内容を整理したものです。「記載なし」「要確認」は非対応を意味するものではありません。


SHaiN|独自の評価AIと長期の運用実績

SHaiNは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供する対話型AI面接サービスです。

2017年10月にサービスを開始し、2026年3月には累計導入企業数が1,000社を突破したと公表しています。

特徴の一つが、面接時の評価に独自開発したAIを利用していることです。

同社は東京大学・山崎研究室との共同研究を行い、4万5,000件以上の機械学習データをもとに、面接時の人物を評価するAIを開発しています。

この研究では、候補者の性格特性をテキストと音声から分析し、顔認識などの画像認識技術は、プライバシー保護や外見に基づくバイアスの抑制という観点から意図的に利用していないと説明しています。

AI面接でカメラを利用していたとしても、映像がそのままAI評価に使われているとは限りません。

**「AIが何の情報を評価材料としているのか」**を見るうえで、SHaiNは特徴の分かりやすいサービスです。

現在の標準プランでは18の評価項目、最大20項目のフリー質問に対応し、回答のテキスト化、動画・音声の確認、評価AIによる採点などを提供しています。

料金も公開されており、標準プランは1件5,000円、アルバイトプランは1件1,000円です。年間10件以上から利用でき、支払方法によっては別途システム利用料が発生します。

SHaiNを比較するときのポイント

  • 2017年からの長期運用実績
  • 独自の面接手法と評価AI
  • テキスト・音声を中心とした評価設計
  • 自社向けの評価カスタマイズ
  • 料金体系が公開されている

特に、評価AIの仕組みや料金の透明性を重視する場合には確認しておきたいサービスです。


VARIETAS「AI面接官」|ESと対話をつなぎ、人材要件に沿って評価

VARIETAS「AI面接官」は、ESなどの候補者情報を読み込み、AIが候補者と直接対話するサービスです。

候補者の回答だけを単独で見るのではなく、ESの内容を踏まえて深掘りし、企業ごとの評価ロジックに沿って評価することを特徴としています。

JR東日本、三菱商事、キリンホールディングス、損保ジャパン、コクヨ、三菱重工業など、複数の企業が導入を公表しています。

一般的な一次面接だけではなく、面接形式を広げている点も特徴です。

たとえばA.T. カーニーでは、コンサルタント採用で行われるケース面接への利用も公表されています。

公平性・ガバナンスに関する情報開示も多い

VARIETASはAIによる採用評価の公平性について、自社検証の結果を公開しています。

2025年には、同サービスを利用した候補者データを対象に統計分析を行い、全評価項目について性別間の有意差が検出されなかったと公表しました。

これはVARIETAS自身による検証結果であり、「AI面接は公平である」と一般化できるものではありません。

一方で、評価の公平性を検証・公開の対象としていることは導入時の比較材料になります。

また、AI面接に関するガイドラインや、EU AI法を踏まえた対応状況など、AIガバナンスに関する情報発信も行っています。

VARIETASを比較するときのポイント

  • ESを踏まえた候補者ごとの深掘り
  • 企業の人材要件・評価ロジックとの接続
  • 大手企業の新卒採用での導入事例
  • ケース面接などへの拡張
  • 公平性・ガバナンスに関する検証や情報開示

書類だけでは確認しにくい候補者情報を増やし、人材要件に沿って評価したい場合に特徴が見えやすいサービスです。


PeopleX AI面接|対話から評価・次の選考まで幅広く支援

PeopleX AI面接は、株式会社PeopleXが提供する対話型AI面接サービスです。

候補者の回答に応じた深掘りに加え、150種類の定型質問、自社独自の質問設定、求人票から設問と評価項目を生成する機能などを備えています。

面接後には録画データと文字起こしを確認でき、AIによる評価レポートを生成します。

評価項目ごとの重み付け、応募者向けフィードバック、次回面接への申し送り、CSV出力なども提供されており、AI面接後の選考オペレーションまで機能範囲が広い点が特徴です。

音声・テキスト・動画を評価に利用

評価方法にも特徴があります。

PeopleXは、音声・テキスト・動画をデータソースとして、言語力、非言語表現、行動特性など複数の観点から候補者を分析すると説明しています。

ここはSHaiNとの違いが分かりやすい部分です。

SHaiNが画像認識を評価に利用せず、テキストと音声に焦点を当てている一方、PeopleXでは動画を含む複数のデータソースから評価を行います。

どちらが適切かを一律に判断することはできません。

自社が候補者の何を選考材料として扱いたいのか、その情報を評価に利用することをどのように候補者へ説明するのかまで確認する必要があります。

PeopleX AI面接は、2026年4月にAIによる採用面接・人事評価サービス協議会(AIAC)の「人事AI倫理適合認証」を取得しています。

同認証では、差別的評価の技術的排除、人間による最終意思決定、個人情報の適正な収集・管理、透明性・説明責任などが審査項目とされています。

PeopleX AI面接を比較するときのポイント

  • 回答に応じたリアルタイムな深掘り
  • 質問・評価項目を幅広く設定可能
  • 音声・テキスト・動画からの評価
  • 録画・文字起こし・評価レポート
  • 次回選考への申し送り、候補者フィードバック
  • 選考データの出力や後工程での活用

AI面接そのものだけでなく、面接前後を含めた選考プロセスを広く仕組み化したい場合に比較しやすいサービスです。


タレスカAI面接|面接形式と評価設計の自由度が特徴

タレスカAI面接は、Preferred Networksが提供するAI面接サービスです。

AI面接では、自社の採用要件や求める人物像に基づいて面接を設計でき、構造化面接に加えてケース面接やロールプレイなどにも対応しています。

候補者の回答に応じてAIアバターが深掘りや切り返しを行い、面接後には採用要件に沿ったスコアと、AIによる評価根拠のコメントを確認できます。

面接動画・発話内容・分析データと評価が紐づいており、AIの評価結果から元の面接内容へ戻って確認できる点も特徴です。

サントリーの事例に見る「AIと人の役割分担」

タレスカの導入事例で参考になるのが、サントリーホールディングスです。

同社ではAI面接の導入にあたり、まず「AI面接で見る観点」と「人による面接で見る観点」を整理しました。

そのうえで独自の評価指標を開発し、若手社員などにAI面接を受検してもらい、人による評価との照合作業を繰り返しています。

評価指標のチューニングには半年以上をかけたとされています。

この事例は、AI面接導入を考えるうえで重要です。

AI面接サービスを契約しただけで、自社に最適な選考が完成するとは限りません。

何をAIが確認し、何を人が確認するのか。AIの評価結果が自社の選考で利用できるものになっているか。

実際に検証しながら設計する必要があります。

タレスカAI面接を比較するときのポイント

  • 自社の採用要件から面接を設計
  • 構造化面接だけでなくケース面接・ロールプレイにも対応
  • AIによる深掘り・切り返し
  • 評価スコアだけでなく評価理由も表示
  • 元の動画・発話内容まで確認可能
  • 導入時の評価設計・チューニング事例がある

自社独自の面接内容や評価方法をAI面接として設計したい場合に特徴が出るサービスです。


AI面接4社の違いは「AIが何を評価するか」に表れる

AI面接サービスを比較するとき、機能一覧以上に確認したいのが評価設計です。

今回の4サービスだけでも違いがあります。

  • SHaiN:テキストと音声を中心に分析し、画像認識は評価に利用しない
  • VARIETAS:ESなどの候補者情報と対話をつなぎ、企業ごとの評価ロジックに沿って評価
  • PeopleX:音声・テキスト・動画から、言語・非言語・行動特性などを分析
  • タレスカ:自社の採用要件から評価項目を設計し、評価理由と元データまで確認できる

AI面接を導入するときに必要なのは、「AIが評価してくれるか」という確認だけではありません。

何のデータを評価するのか。
何を良い状態と判断するのか。
自社の採用基準をどう反映するのか。
その評価の根拠を人が確認できるのか。

ここまで確認して、初めて選考で利用するAIとして比較できます。

AIによる評価を面接だけで完結させず、書類選考や適性検査、次工程の面接へどう引き継ぐかについては、AI選考とは?書類選考・適性検査・面接での活用と設計ポイントも参考にしてください。


AI面接では候補者体験も比較から外せない

AI面接には企業側のメリットがあります。

面接官の日程を確保せずに初期選考を実施しやすくなり、候補者が受検できる時間も広げられます。

しかし、企業側の効率化だけで導入を判断することはできません。

マイナビが2027年卒の大学生・大学院生1,258人を対象に2026年4月に実施した調査では、AI面接を受けたことがある学生は28.2%でした。

一方、企業からAI面接を提示された際に「受験意欲が下がる」「どちらかと言えば下がる」と回答した学生は、合計51.1%でした。

受験意欲が下がる理由では、「人に評価してほしいから」「AI(機械)に判断されたくないから」といった回答が多くなっています。

一方で、AI面接に対して受験意欲が高まる理由として「緊張しなさそうだから」と回答する学生もいます。

AI面接そのものが候補者に歓迎されるとも、嫌われるとも一概にはいえません。

だからこそ企業には、

  • なぜAI面接を導入するのか
  • AIは何を評価するのか
  • どこで人が判断するのか
  • 候補者が不安なく受検できる体験になっているか

まで設計する必要があります。

候補者体験は、AI面接の画面内だけで完結するものでもありません。

応募後の案内や日程調整、選考前後の連絡を含めて見直したい場合は、応募後の採用コミュニケーションが重い理由|歩留まりと業務負荷を改善する視点でも整理しています。


自社に合うAI面接ツールをどう選ぶか

4サービスを「おすすめ順」に並べるより、自社が重視することから比較した方が選びやすくなります。

長期の運用実績や料金の分かりやすさを確認したい

SHaiNは、2017年から提供され、累計1,000社以上の導入を公表しています。

料金も公開されているため、導入時の費用感を早い段階で把握したい場合には比較しやすいサービスです。

ESだけでは分からない候補者情報を初期選考で増やしたい

VARIETASは、ESの内容を踏まえてAIが候補者を深掘りし、企業ごとの評価ロジックにつなげる点に特徴があります。

大規模な新卒採用などで、書類選考段階の候補者情報を増やしたい場合には確認しやすいサービスです。

AI面接の前後を含めて選考を仕組み化したい

PeopleXは、質問・深掘り・評価だけでなく、文字起こし、候補者フィードバック、次回面接への申し送り、データ出力など、面接後の機能も広く提供しています。

AI面接単体ではなく、その後の採用オペレーションまで含めて検討したい場合に比較しやすいでしょう。

自社独自の面接をAIで設計したい

タレスカは、一般的な構造化面接だけではなく、ケース面接やロールプレイなどにも対応しています。

自社独自の評価指標を設計したり、実務に近い能力をAIとの対話で確認したりしたい場合には特徴が出ます。


AI面接導入前に確認したい6つのこと

1. 自社の採用基準を先に整理する

AI面接サービスを選ぶ前に、自社が面接で何を確認したいのかを整理します。

採用要件や評価基準が曖昧なままでは、AIの評価項目を適切に設計できません。

採用要件から見直す場合は、採用要件のつくり方|期待役割・成果場面から経験・スキル・行動特性を構造化する方法をあわせてご覧ください。

2. 候補者として実際に受検する

管理画面や営業資料だけを見るのではなく、実際に候補者としてAI面接を受けてみることが重要です。

質問の自然さ、深掘りの仕方、待ち時間、操作性などは、受検しなければ分からない部分があります。

3. 実際の評価レポートを見る

自社の社員などが受検し、どのような評価結果が出るのか確認します。

スコアだけを見るのではなく、その評価がどの発言や情報に基づいているのかまで確認します。

4. AI評価と人の評価を比較する

実際に人が行った評価とAI評価を比較します。

一致率を高めることだけが目的ではありません。

違いが生じたときに、なぜ違ったのかを説明できることが重要です。

5. AIと人の役割を決める

AI面接結果だけで自動的に不採用とするのか。

人が評価レポートや面接内容を確認したうえで判断するのか。

次の面接でAI評価をどのように利用するのか。

導入前に選考フローとして整理しておく必要があります。

AIと人の役割分担を選考全体で考える場合は、AI選考とは?書類選考・適性検査・面接での活用と設計ポイントで詳しく整理しています。

6. 個人情報・評価データの扱いを確認する

AI面接では、録画、音声、文字起こし、評価結果など多くのデータが生成されます。

  • どのデータを取得するのか
  • 何をAI評価に利用するのか
  • どの程度保存されるのか
  • モデル学習に利用されるのか
  • 誰がアクセスできるのか

といった点は、導入前に確認しておきたい項目です。


よくある質問

AI面接とWeb面接は同じですか?

同じではありません。

Web面接は基本的に、人の面接官と候補者の面接をオンライン化する仕組みです。

AI面接は、AI自身が候補者へ質問し、深掘りや評価などを行います。

AI面接と面接評価AIは同じですか?

必ずしも同じではありません。

AI自身が面接官となるサービスのほか、人が実施した面接をAIが文字起こし・要約・分析するサービスもあります。

自社が「面接そのものをAIに任せたい」のか、「人が行う面接の評価や記録をAIで支援したい」のかを分けて考える必要があります。

AI面接ツールでおすすめなのはどれですか?

一律におすすめできるサービスはありません。

今回取り上げた4サービスだけでも、評価方法、AIが利用する情報、面接形式、料金体系などに違いがあります。

自社が面接で確認したいことと、AIに任せたい工程を先に整理したうえで比較する方が適切です。

AI面接だけで合否を決めてもよいですか?

AIが技術的にスコアを出せることと、そのスコアだけで合否を決めることは別の問題です。

評価根拠を人が確認できるか、自社の選考基準と接続しているか、候補者にどのように説明するかまで含めて運用を設計する必要があります。

重要な採用判断では、AIの評価を参考情報として利用し、人が判断に関与する設計が適切かを検討する必要があります。

AI面接は新卒採用だけで利用するものですか?

新卒採用だけではありません。

中途採用、アルバイト・パート採用、昇格・アセスメントなどへ利用領域を広げているサービスもあります。

一方で、大手企業の新卒採用を中心に特徴を出しているサービスもあるため、自社の採用区分や採用人数に対応しているかを確認してください。


まとめ|AI面接は「何をAIに任せるか」から比較する

AI面接サービスは、単に人が行っていた一次面接をAIへ置き換えるだけのものではなくなっています。

候補者との対話を深掘りし、自社の採用要件に合わせて評価し、その情報を次の選考へつなげるところまで機能が広がっています。

今回取り上げた4サービスにも違いがあります。

  • SHaiN:長期の運用実績、独自の評価AI、テキスト・音声を中心とした評価
  • VARIETAS AI面接官:ESと対話をつなぎ、人材要件に沿って多面的に評価
  • PeopleX AI面接:質問・評価から申し送りまで、AI面接前後を幅広く支援
  • タレスカAI面接:採用要件に合わせた面接設計と、ケース面接など多様な形式への対応

重要なのは、どのサービスが最も高機能かではありません。

自社では候補者の何を確認したいのか。
そのためにAIへ何を任せるのか。
AIが出した評価を人がどのように確認し、最終判断につなげるのか。

この3点から比較することで、AI面接を単なる選考の自動化ではなく、自社の採用基準と選考プロセスをより明確にする仕組みとして検討しやすくなります。


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参考・公式情報

SHaiN

VARIETAS

PeopleX

タレスカ

調査

※各サービスの仕様・料金・導入条件は更新される可能性があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

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